平 清盛 面白かっ た 5

今回は凄く面白かったじゃん。 久々に大河ドラマを見せて貰った気がするじゃん。 ここ数年、大河ドラマの時間枠で大河でもドラマでもない何かを見せつけられてきた人間にしてみれば、今回は実に古きよき時代に回帰した気分に浸らせて頂きました。ありがとうございます。そりゃあ、突っ� このブログでは日々の学びをシェアしています。 Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. →コーチングの依頼はお気軽にg4n0323@gmail.comまで。 訪問ありがとうございます(^^♪ 清盛を軸に、あらゆる生き方が交錯しながら散っていきます。おそろしい人間ドラマです。 全50話を追いかける"パフォーマンス"の悪さと引き換えに. 1分1秒の可処分時間を奪い合うこの時代に、「全50話だけど最高だから『平清盛』見て!」とは思いません。 数年前から、大河ドラマにハマっています。実家では観る習慣がなく、大人になってから観始めました。今やもう、私の生きがいです。, 日本史、超楽しい。武士、スーパーかっこいい。何年前の作品もまったく色褪せない。史実を元にしていながら、ドラマチックに作られていて、そのバランスが職人技。生き様の積み重ねを毎週味わえる。最高です。, 2016年大河「真田丸」の脚本を担当した三谷幸喜さんは、大河ドラマについてこんなコメントを発表していました。大河の魅力を端的にまとめてくださっています。, 日曜20時からの1時間で、こんなに幸福感が味わえるコンテンツありますか。50年間愛されている理由がよくわかるよ。, ちなみに2019年大河は「いだてん」。歴代の大河視聴率で最下位を記録しましたが、はちゃめちゃに面白かったです。※1912年に日本人で初めてオリンピックに参加した金栗四三(中村勘九郎)と、1964年の東京オリンピックを招致した田畑政治(阿部サダヲ)の生涯を描いた作品。脚本は宮藤官九郎。, Twitterには"ドラマ感想クラスタ"がいまして、日々朝ドラ・大河・その他民放ドラマについて感想や考察をつぶやいています。ファンアートも活発で、クロスオーバーも超無邪気にやってて楽しい。「ここが素晴らしかった」の言語化がすばらしく、観ていて飽きません。, で、フォローしているドラマ感想アカのみなさん、軒並み「平清盛」が大好きなんですよ。, 主従好きは大河ドラマ「#平清盛」を観てくれ…少年時代に出会った主が世を統べる者となり闇堕ちしても最期まで付き従う男(食を絶ち餓死)、不器用な主を見放せず苦労の果てに庇って死ぬ男、兄弟のように育った末に雪舞うなか互いの胸を突き死ぬ主従などなどなど、佳き主従のオンパレードだ, とつぜんの清盛熱再燃#盛絵#平清盛 pic.twitter.com/3BOeIAWKnJ, 主観にまみれたプレゼン資料を作りました 大河ドラマ #平清盛 見てください pic.twitter.com/tQFb49A6nE, 「平清盛」はタイトル通り、平安貴族の時代から武士の時代を切り開いた平清盛の生涯を描いた作品です。主演は松山ケンイチさん。2019年「いだてん」放送以前、視聴率は歴代最下位でした。放送当時、舞台となった兵庫県の知事は「画面が汚くチャンネルを回す気にならない」「もっと華やかで生き生きした清盛を」と批判していたようです。, そんな物議を醸した大河。どうしても観てみたくなり、TSUTAYAでDVDレンタルした結果(NHKオンデマンドで配信されてない…)、あっという間にイッキ見しちゃいました。, めちゃくちゃおもしろい。天才。何やってたんだ2012年私は。なぜリアタイ視聴しなかったんだ。マジで後悔します。, 容赦ない平家の栄枯盛衰。貴族と王家と武士のドロドロ権力争い。悔しさやさびしさや切なさで、はちゃめちゃに泣く男たち。産み育てた子が報われるため、怒り奔走する女たち。ばんばん死ぬ要人、狂う情勢。人生のエグい伏線回収。美しすぎる死に様、主従愛。悪役に転じる主人公。謀反、嫉妬、絶望、暗闇。「この国の頂(いただき)」を目指す修羅の道の険しさたるや。, フォロワーで観ている人ほとんどいないけど、たくさんつぶやいてしまいました。ハッシュタグ検索で平清盛ファンからイイネくるの嬉しすぎるし、放送から7年経ってもタグ巡回されてるのもグッときました。, 平清盛、本当に面白すぎて泣いちゃう。貴族が政治と文化を支配していた平安時代から、武士の時代に移りゆく様、めちゃくちゃ気持ちいい。こないだ視聴済みの友達とも話したけど「いつもの面白いキャラもいいけど、インテリ賢い役の阿部サダヲさんはバチバチにイケてる」で合意した, 周りに #平清盛 見てる人全然いないのでマジの独り言なんだけど、平治の乱で破れた源義朝(頼朝の父)と鎌田正清(義朝の側近)、逃げてきた親戚の家まで追手が迫っていることに気づいて、捉えられる直前にお互いがお互いを刺して自害するシーン、主従性癖の極みだった・・・三連休明け頑張ってこ・・, #平清盛 面白かったよ……。出生に悩みヤンチャしてた清盛、父を追いかけ力をつける清盛、棟梁となり藤原家や王家に食らいつく清盛、源氏を討つ勇ましい清盛、偉くなって野心があらぬ方向へいく清盛、死に際に「頼朝の首を俺の墓前に持ってこい」と叫ぶ清盛、演じ切った松山ケンイチさん圧巻だよ……, 傑作です。野心のまま生きることの苦しさ。愛する人々の血を浴びて猛進する男の影。清盛を軸に、あらゆる生き方が交錯しながら散っていきます。おそろしい人間ドラマです。, 1分1秒の可処分時間を奪い合うこの時代に、「全50話だけど最高だから『平清盛』見て!」とは思いません。視聴済みの方だけに「私も見たよ!最高でした!」と言いたいだけです。, 大河もっと見返したいんですが、全50話は本当に"パフォーマンス"が悪い。時間が溶けます。映画25本分以上の体験があるかどうかもわかりません。NHKオンデマンドかDVD(レンタルまたは購入)の選択肢しかないのもつらいです。でも、龍馬伝も独眼竜政宗も新選組!も天地人も篤姫も観たい。観たい観たい観たい。, だって、日本のドラマクリエイターが、日本のエンタメを担う俳優陣が、自分のキャリアをかけて挑んだ作品たちだから。, 50時間かけて日本史に名を刻んだ人間の生き様を体感するのは、めちゃくちゃ深くて濃くて最高です。ありがとう大河、いい生きがいです。大人になってからでもハマれます。おいでよ大河。, ちなみに明日からは長谷川博己さん主演、明智光秀が主人公の「麒麟がくる」はじまります。楽しみダーッ。, _人人人人人人人人人人人_> 明日、放送スタート!< ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄1月19日(日)第1回「光秀、西へ」(初回拡大放送75分)[総合] 夜8時[BSプレミアム] 午後5時30分(初回のみ)[BS4K] 午前9時#麒麟がくる pic.twitter.com/vWi1QHittk, 27歳既婚、温泉オタクな会社員です。CHOCOLATE Inc.に所属しています。, 通りすがりの者ですが、主さんは北条時宗を見たらきっと気にいると思います。白河法皇役の伊東四朗さんが似たような役で出演してますし、北村一輝さん演じる八郎が主人の時宗に一目惚れするヤンデレ男ですwあと真田広之さん主演の太平記(足利尊氏)と、大河ではないですがNHK特番ドラマの聖徳太子もオススメです。長文失礼しました。. 「平清盛」第35話を見ました。今週はオープニングのクレジットに遮那王神木隆之介とあったので、思わず「おおぅ!!」とガッツポーズをしたのですが、神木君の登場シーンはラスト前のほんの一瞬でした(涙)。うう、またクレジットに騙された…。第35話のサブタイトルは「わが都、福原」。 https://webplatform.github.io/docs/html/elements/head, 歴史は繰り返すと言われます。歴史上の人物のストーリーを聞くと現代でも役に立つエッセンスがたくさん詰まっているんです!, 1185年から鎌倉時代で、平安時代は794年からだったので、本当に平安時代の終わりの頃を生きた人なんですね!, 武士中心といっても、もともと貴族中心の政治にどっぷりつかっていたので、平清盛に対して他の武士からは反抗もあったそうです。, 崇徳上皇という人と後白河天皇という人の勢力の2つに分裂し、それは武士をも巻き込んだ争いになったのです。, なので、簡単にいうと、もう役割の終わったおじいちゃんの崇徳さんが、今の天皇の後白河さんを「気に入らん!」と喧嘩をふっかけたのがキッカケです。, 崇徳上皇は、政権を握っていた後白河天皇が気に入らず争いに発展しましたが、破れました。, しかし、平清盛の方が優遇されていることに不満を抱いた源義朝が「ふざけんなー!」と喧嘩を売ったのがその3年後の1159年の平治の乱です。, 保元の乱で後白河天皇が勝利した2年後に、後白河天皇は二条天皇という人に譲位しました。, そうした中で、「藤原信西が平清盛をひいきしてる!」と自分の処遇に不満を持った源義朝が戦を仕掛けたのです。, 平治の乱は、この平清盛vs源義朝だけの戦いではなく、藤原信西に不満を持っている人はたくさんいたので、ここの政権争いでもありました。, そうして、江戸時代の終わりに徳川慶喜が1867年に『大政奉還』して「政権は天皇にかえしまーす」と言うまでの約700年続く武士中心の政治の礎を築いた人が平清盛だったんです。, でも、平治の乱で源氏を滅ぼした平家は向かうところ敵なしといった状況なので、この言葉もあながち間違いではありません。, 当時は硬貨や貨幣はほとんどなかったので、宋銭を大量に輸入したことで、貨幣経済を築いたのです。, しかし、当時税金をお米や絹などで収めていたので、貨幣を使うことにまだ抵抗があった朝廷側のせいで、平清盛の死後は、宋銭はほとんど使われなくなったようです。, でも、今日でも貨幣が使われているようにどちらに先見の明があったのかは明らかですよね。, 夢で「厳島神社を大事に扱うと出世するよー」というお告げを聞いたと『平家物語』に書いてあり、それで平清盛は厳島神社を信仰するようになったそうです。, 平清盛はエリートなだけではなく、周りへの気配りをして組織の発展をしていくのもうまかったのです。, 先ほど書いたように、後白河上皇と強い味方関係にあった平清盛は、当時の天皇の二条天皇ともうまく関係を築かないといけません。, 後白河上皇と平清盛の奥さんの妹が結婚しており、憲仁親王という息子がいて、平家はこの憲仁親王を天皇にしようとしていましたが、これに怒った二条天皇は後白河上皇の院政をストップさせました。, 地位を守るってなんだか「意地汚い」とか良いイメージがないですが、非常に大切なことだと思います。, 自分の会社を存続させ発展させるためには、周囲(他の会社や組織)とうまく付き合っていかなければいけません。, 良い意味で恩を売っておかないと、いざというときに助けてくれる人がいなくなってしまいます。, 私情を挟まず、平家と言う組織のために尽くした平清盛から学ぶことは多いのではないでしょうか。, 『組織の発展に必要なことは、周囲への配慮や関係性の維持を忘れない』ということです。, ときには「意地汚い」とか「八方美人だ」とか思われるかもしれませんが、それが組織の発展に必要なことではないでしょうか。, 僕の経験上の話ですが、常に自分の会社に気を配って、いつも商品の提案に来てくれるような取引先には人間の心理として「大切に扱いたい」という気持ちは芽生えます。, ちなみに、1181年、平清盛は、源氏の平家打倒の動きが始まった中で、病気して亡くなってしまいます。, こんにちは! 平清盛とはどんな人だったのか? 歴史を楽しく学べて現代に活かせることを書きました(^^♪ // (約5分で読めます) 平清盛ってどんな人? 江戸時代まで続く武士中心の政治の礎を築く 平家でなければ人間で … 平清盛面白かった~。素晴らしかった。 大河では初めて最初から最後まで見た。 歴史に忠実ながらも、すごい演出で、崇徳上皇もホラー、弁慶もホラー、琵琶法師も 痺れる。りょうちゃん怖すぎー。 あのチームで政子の暴れっぷりも見たかった~。 今日も、仕事から帰って、NHKオンデマンドで「平清盛」第5話を見直しました。第5話も、第4話と大体同じ時期、1133年から物語は始まります。清盛16歳。松山ケ… Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. 心が軽くなる心理学や、本の紹介、面白かった映画の紹介などをしています。記事は毎日更新しています! ここ数年、大河ドラマの時間枠で大河でもドラマでもない何かを見せつけられてきた人間にしてみれば、今回は実に古きよき時代に回帰した気分に浸らせて頂きました。ありがとうございます。そりゃあ、突っ込むべき点は探せば幾らでも出てくるでしょう。しかし、そうした欠点を補って余りあるストーリー展開。これまで地道に埋め込んできた布石の回収。保元の乱という、物語前半の山場に至る登場人物の葛藤と決断。どの場面も大河ドラマしていました。確かに視聴率は振るいませんでしたが、それは上記のような伏線とかを見ていない中途の視聴者層が離れたのだと思います。そこに媚びていたらマトモな作品が出来る筈はありませんよ。少なくとも、第一話から欠かさず見ていた私には充分に満足のいく内容でした。, 基本、私の大河ドラマ感想記事は突っ込みで成立していますから、ここまでいい出来の話になると突っ込む余地がない。普通に『ここがよかった』『あそこがよかった』という内容になってしまいそうです。それでもよろしければ、おつきあい下さい。, 先回のラストシーンに直結した場面からスタート。つまり、主人公が崇徳院を宋剣で追い返した場面ですね。雨中に佇む清盛の元に現れる西行法師。, 西行が鳥羽院の葬列の際に詠んだ句ですね。非常に直截な表現の句ですが、これ、劇中でたまちゃんを口説き損ねた佐藤義清の時代を思い出すと、浅からぬどころか、ドロドロの因縁の相手に向けた句に思えてきます。, 藤原頼長「この世は狂うておりまする。私ほど国のことを考え、働いてきた者はおらぬというのに、政の場から追い出されてしまいました」, ここまでは項垂れる悪左府を直接に映していますから、上記の言動は本音でしょう。しかし、ここから先は崇徳院のおわす御簾越しに悪左府を映しながらの台詞。即ち、何らかの意図、バイアスが掛かった言葉ということになります。, 藤原頼長「畏れながら、上皇さまも御同様と存じまする。真ならば治天の君は上皇さま。私には財がございまする。上皇さまの後ろ盾をもってすれば、人を集め、賛同を得、何れ天下の権を奪い返すこともできましょう」, 逆にいうと悪左府には人望はなく、崇徳院には力がないということですね。そして、天下の権を奪い返すという言葉にも注目。悪左府は兎も角、劇中で崇徳院に天下の権が握られた描写は一切ありませんでした。なかったものを取り返すことはできません。むしろ、失脚したのは悪左府です。つまり、悪左府の心底が崇徳院への純粋な忠誠ではなく、自らの復権のためであることを表しているといえるでしょう。ポロリと本音が出てしまったわけですね。, 後白河帝&信西VS崇徳院&悪左府の構図ができあがり、戦乱間近の京。その何れにつくかで紛糾する平氏一門。『誓紙を出したからには帝につくべき』『出した相手が崩御したからノーカウントだ』などの意見が飛び交いますが、実際の平氏はもう少し、根深い問題を抱えていたんですね。以前の記事でも触れたように、池禅尼さんは崇徳院の子である重仁親王の後見役を務めており、後白河派に靡こうとする平氏一門の足枷になっていました。それを池禅尼当人が、そんなことは関係ないから勝てるほうにつけと宣言したことで、平氏の決断に一定の方向性を与えたわけです。この辺を掘り下げてくれればもっとよかったのですが、まぁ、それはそれ。裁断を迫られた主人公は、, 何だよ、この期に及んでも仲よしこよしのなぁなぁでいこうってのかよ……と思っていたら、, 平清盛「これは戦のあとのことを考えてのことじゃ。帝方も上皇方も平氏の武力を喉から手が出るほど欲しいに違いない。こうして待たせることにより、戦のあとの恩賞を吊りあげるのじゃ」, 平清盛「ただ勝つだけでは駄目なのだ! 父上はあと一息という処まで昇っておりながら公卿になれなかった。公卿になれぬでは政には関われぬ。政に関われぬでは世を変えることはできぬのだ」, 何だ、この主人公の豹変ぶり。先回までのトモダチ作戦に固執する甘ちゃんの姿が微塵も感じられない。ちゃんとしている。大河ドラマの主人公している。いや、一応、先回のラストで変化したのは判っていますし、いいほうに変わっているからいいんですが、幾ら何でも変わり過ぎです。この変貌ぶりは殆ど、, この男レベル。完全に主人公が別人に見えた。あの口煩い忠正叔父さんが主人公の言動に忠盛の姿をダブらせるほどの頼もしさ。勿論、徒に値を吊りあげる態度の危険度についても頼盛の口から言及させることでバランスをとっています。面白い。面白いぞ。, 双方の勢力に属する武士が続々と上京。鎮西八郎為朝と鬼若が絡む場面とか堪らんな。戦うにせよ、タッグを組むにせよ、素晴らしいカードになりそうだ。, いまだに去就を判然とさせない平氏にイラつく諸勢力。色々と注目する場面が目白押しでしたが、一番驚いたのは得子さんが完全に漂白されてしまったことかなぁ。もう、悪女Ver.の得子さんが見られそうにないのは残念です。, 主人公とは正反対に早々に後白河帝の元に馳せ参じる&親兄弟と争うことになっても己の信念を貫くことを表明する義朝。その志の強さに感服しつつも、一族郎党一丸となるのが平氏の家風とする主人公。いい対比です。やり過ぎ、やらなさ過ぎの点は多かったですが、キャラだてに力を注いできた過程が一つの結果となった場面でした。, 信西入道、清盛邸を来訪。恩賞の値は吊りあがったかとチクリ。コイツも随分とキャラが変わったよなぁ。主人公ほどではないにせよ、成長&変化の過程がスッ飛ばされていた感は否めませんが、それでも、曲者っぷりが板についてきている。なまじ、外見がベビーフェイスっぽい分、内面に何が渦巻いているのかが判りにくくて怖い。悪左府のほうが判りやすい分、怖くない。, 目線だけでツカジーに座を外せと促す後白河帝。されど……と反論しかけて退出するツカジー。いい場面だ。拙劣な脚本家&演出家だと『清盛と二人で話がしたい』とか、台詞でいわせちゃうんですよね。それが一切なし。アイコンタクトと片々たる一言で視聴者に後白河帝の思考を察せよと促す。これは嬉しい。視聴者を信じていないとできないことです。, 「セコい手段で値を吊りあげるのはやめにせぇ。どっち転んでも武士の末路は朝廷の番犬だ。決められないなら賽でも振ってどっちにつくか選べ」, しかし、実は賽を振っている、つまり、賭けに出たのは後白河帝のほうなんですね。主人公は恩賞を基準にどちらにつくかを決めようとしている。そうなると敵も味方も恩賞の額を青天井に吊りあげるしかなくなります。それでは、戦に勝っても後白河帝に得はない。それを防ぐには恩賞ではなく、指導者としての見識、力量をしめすことで、こちらに来たほうが勝てるぞと思わせることなんです。まぁ、これはあくまでも推論ですし、正しいか否かは判りませんが、私はそう感じました。, 鎮西八郎為朝、為義側に着陣。弓勢で家屋倒壊とか。『蒼天航路』の董卓かよ。鬼若がチョロッと出てきて、為義をププッと笑って、ササッと帰ってゆく。相変わらず、昆虫のような動きだな。為朝と鬼若のタッグ結成はならず。残念。まぁ、僧兵に対する悪左府の対応を思えば仕方ないですね。全部、悪左府が悪い。, 清盛、平氏の野望を見透かされていると知りながらも、敢えて、後白河帝側につくことを明言。危惧を覚えた一門は難色をしめします。特に伊藤忠清はよかったなぁ。初登場以来、完全に脳筋のイメージが定着してしまいましたが、今回は侍大将(実戦総司令官)としての見識から、戦闘目的と政略目的を混同すべからずと説く姿は頼もしかった。しかし、それらの危険を承知のうえで、清盛は『この戦の目的は武士の世が何処まで近づいてきているかを計るため』と定めます。何だ、これ。本当に頼もしいぞ。, 清盛パートは相変わらずの温さですが、義朝パートの緊迫感が半端ありませんでした。由良御前VS常盤御前。多分、今回で一番緊張した場面。凄いピリピリとした雰囲気が伝わってきました。, と常盤御前に頭を下げる姿とか、胃に穴が開きそうでした。だいたい、傍若無人を極彩色の立体映像にしたような義朝がハラハラみているだけしかできないってどんだけ凄い場面だよ。地上最強の存在とは地上最強の男の女房であるという言葉を思い出しました。, 源頼朝「戦乱の世には決して珍しいことではなかったが、我が母由良にも常盤御前にも……酷だと思った」, この一言ですむことを昨年のアレは一年かけてグッチャグッチャとやっていたんだよな。しかも、旦那に土下座させるとか、しょーもないことさせてさぁ。全く、, 時子「卑怯未練な真似はせず、存分に戦って参れ! されど、努々、生命を粗末にするでない。決してムダに棄てるではないぞ」, この一言ですむことを昨年のアレは一年かけてグッチャグッチャとやっていたんだよな。しかも、戦陣に赴く旦那に『武士をやめて百姓になれ』とか、しょーもないこといわせてさぁ。全く、, 源氏方は更にドラマティック。まず、出陣する義朝に対する由良御前と常盤御前の対比がいい。父や親族や父兄弟と戦うのかと私人としての義朝の心情を察する常盤御前。源氏の家宝である『友切』を差し出して『今こそ、志を遂げる時』と公人としての義朝の決断を支持する由良御前。正室の誇り。側室の情愛。それぞれの立場に基く対応でした。, 次に鎌田親子の別れ。『厩が混みあうから』とか理由をつけて、親子水入らずにさせてやる為義カッコイイ。ワザと息子を怒らせて本音を引き出す親父カッコイイ。俺の殿を馬鹿にするなー! とブチぎれてからハッとなる息子カワイイ。, そう告げて立ち去る親父最高にカッコイイ。特に素晴らしいのは、正清に『若殿の元へゆけ』とかいわないことですね。そんなことは見ていれば判る。判るようにつくってある。先述の清盛と後白河帝の対面の場面もそうですが台詞ではなく、画で視聴者に何を伝えたいのかが判るようになっている。物語の台詞は前後に間をとらずに詰め込むと感情のこもらない情報になってしまうんですよ。その点、この場面は最期の一押しの台詞を敢えて口にさせないことで、本来は目に見えない感情を画で表現している。凄い。, そして、義朝と正清の再会。『友切』を眺めながら、何ともいえない苦悩の表情を浮かべる義朝。その『友切』を手に入れた手法に代表されるように、親兄弟と殺しあってまで進んできた己の方途は正しかったのかという疑問が浮かんでいるのでしょう。そこに馳せ参じたのが乳兄弟の正清ですよ。少なくとも、彼は義朝の決断を支持してくれた。そのことが義朝には嬉しい。しかし、口にしたのは、, しかし、うまい表現です。思っていることをそのまま台詞にしても、そこには何のコクも深みも生まれません。感情ダダ漏れ大河の悲惨さは昨年のアレが証明してくれています。それゆえ、ここは敢えて思っていることと逆の台詞をいわせることで、台詞と画のいい意味でのギャップを生じさせると共に、そういう義朝の『甘え』が許されるほどに正清との絆が深いことを描くこともできる。, 崇徳院に与しようとする頼盛の代わりに清盛の元を離れる忠正叔父さん。この辺はドラマのオリジナルですね。史実では頼盛を説得するのは池禅尼です。多分、脚本家先生は描いているうちに忠正叔父さんが好きになっちゃったんじゃないかと思います。それで、忠正叔父さんの離反の原因を頼盛に被せたんじゃないでしょうか。まぁ、頼盛も後年の鹿ケ谷の陰謀に代表されるように決して清盛派とはいえませんから、筋の通らない創作ではありません。また、家貞や家禅尼がいったように『どちらが勝っても家が存続するように』親族が敵味方に分かれることも武士の常。それでも、, 平清盛「生きるも死ぬも諸共! それは平氏の絆じゃ! 絆を絶って何を守れるというのじゃ!」, 弓の手入れをしながらそう呟く忠正叔父さんが悲しそうでもあり、楽しそうでもあり、もう堪らん。一族から離反したことは厳しいのでしょうが、ソリのあわない若き棟梁の元を脱したことは忠正叔父さんにとっては痛快でもあったのでしょう……というか、そう思わなければ哀し過ぎる。, ラストは清盛と義朝の最強タッグ結成シーン。ここではそれぞれの太刀が印象的に使われていますね。, ここでも双方の立場や思想が台詞に頼ることなく表現されていました。ラストシーンは満点です。, 今回は本当に大河ドラマらしい内容でした。こんなに大河ドラマっぽい雰囲気を味わったのは『風林火山』以来、実に、, ということになりますね。冒頭でも述べたように突っ込む点はありますが、全体のよさがそれを凌駕しました。, 主人公やライヴァルキャラが綺麗綺麗なお花畑思想ではなく、野心や志で動いている場面を描いたこと。, この2点がおおきいと思います。次回は愈々『保元の乱』! 冒頭で記したように視聴率なんか気にするな! 今回の路線を信じてガンガン突き進んでくれ!, 『平清盛』第20回『前夜の決断』感想(ネタバレ有) | ~ Literacy Bar ~.

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